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茨城・栃木で平屋を建てるメリット・デメリット

なぜ人気?茨城・栃木で「平屋」がおすすめな理由

近年、全国的に「平屋」の人気が高まっています。国土交通省の建築物着工統計によると2022年の平屋の着工棟数は57,022件で、この10年でなんと2倍近くに増えています。なかでも、棟匠の施工エリアである茨城県栃木県を含む北関東では平屋率(3階建てまでの新築住居専用住宅のうち平屋の占める割合)が20%を超えており、平屋人気がとくに高いエリアです。今なぜ北関東で平屋が人気なのか、平屋のメリットとデメリットを踏まえてご紹介します。

1.平屋には、こんなメリットや魅力が

平屋を選んだ理由について多く聞かれる声は「コンパクトで暮らしやすい」「階段の昇り降りがなくてラク」など、日々の生活のしやすさを重視したという理由が上位に挙げられます。実際にどんなメリットや魅力があるのか、くわしくご紹介します。

リビングダイニングキッチン

平屋のメリット①_間取りに無駄がなく将来まで安心して暮らせる

施主の世代別にみると、平屋を建てた人が大きく増加したのは20代60代以上です。60代以上は「子どもが独立して2階部分を持て余している」というシニア夫婦やひとり暮らしの方が住み替え・建て替えで平屋を選ぶケースが多く、1LDK~2LDKのコンパクトな平屋が人気です。
また、20代の若者世帯からも「老後も暮らしやすいと思ったから」という声が多く、将来を見据えて平屋を選ぶ人が増えているようです。

平屋のメリット⓶_暮らしがワンフロアで完結するから家事もラクラク

平屋はワンフロアで暮らしが完結するため、階段の昇り降りが必要なく、動線が短く済むこともおおきな魅力です。コンパクトな動線は毎日の家事効率をアップさせ、家事ラク・時短を叶えてくれます。また、掃除機を持っての階段の昇り降りなど意外と大変な2階の掃除が必要ないという点もポイントで、ワンフロアの暮らしならロボット掃除機もより効率的に活用できるため掃除の手間がぐっと減ります。

平屋のメリット③_家族みんなが「ほどよい」距離感で暮らせる

2階建ての間取りでは、家族が集まるリビングダイニングと、寝室や子ども部屋といった居室を別の階に置くことが多い一方、平屋の家はすべての空間が同じフロアにあるのでコミュニケーションがとりやすく、家族の存在を感じやすいという特長があります。
ちなみに、子育て世帯が平屋を建てる場合は、幼児期から小学生、中学生、高校生と、子どもが成長したときのプライバシーの確保も考えて設計するのが大切です。LDKと各部屋の距離感や動線など、ほどよくプライバシーが保てるよう工夫すると良いでしょう。

平屋のメリット④_2階建てに比べて耐震性が高く、安心

建物の高さが低く上の階が存在しない平屋は、地震や強風による揺れに対して安定性を発揮するため、2階建てや3階建ての家と比べて耐震性が優れていると言われます。
また、正方形や長方形などシンプルな形が多いことも耐震性の面で重要です。建物の形が正方形や長方形などきれいな四角形に近いほど、伝わった振動は分散され、分散された振動に対して柱が家全体を支えてくれるため、平屋は倒壊のリスクが低くなります。

平屋のメリット⑤_バリアフリーで老後も安心

上下階の移動がない平屋は、バリアフリー設計との相性に優れています。段差の少ない家は、老後も安心して暮らせるのはもちろん、小さな子どもがいる家族にとっても安心です。
さらに、駐車場から玄関へのアクセスや、各所の手すりなども考慮して建築時に計画しておくとますます安心です。スロープや手すりが必要になったときに設置できるように、将来的なリフォームを見越して広さを確保しておくと良いでしょう。
また、温熱環境のバリアフリーにも気を配ることが大切です。断熱性能の低い家では、トイレやお風呂に入るときなどの急激な温度変化によるヒートショックのリスクが高まるため、気密断熱性の高さも重視しましょう。

平屋のメリット⑥_将来的なメンテナンス費用が抑えられる

平屋は2階がない分、毎日の掃除がしやすく、家をきれいに保ちやすいのも魅力です。また、外壁や屋根の点検や修繕などの際も、2階建てのように大掛かりな足場を組む必要がないためメンテナンス費用を抑えることができます。

2.平屋のデメリットは工夫次第で解決できる

平屋のデメリットとその対策①_坪単価が上がりがち

同じ坪数の住宅で比較すると、一般的に平屋の方が2階建てより坪単価建築コストは高くなります。その要因のひとつは、建築費用の中でも大きな割合を占める基礎工事屋根工事です。たとえば30坪の家の場合、平屋は30坪分の基礎や屋根が必要ですが、総2階建てなら単純計算で半分で済むことになります。

解決するためのポイント

初期費用は上がるものの、ランニングコストなど長い目で見た総費用に注目しましょう。この先何十年も暮らす家なので、メンテナンスは必須です。美観や耐候性を保つには定期的な外壁や屋根の点検や修繕が大切。平屋は2階建てと比較すると大掛かりな足場を組まなくてもよく、メンテナンス費用を抑えることができます。

平屋のデメリットとその対策②_防犯面での不安がある

窓や出入口など、侵入しやすい1階面積が増える平屋は防犯面がデメリットとして挙げられます。しかし、防犯面を考えすぎて窓を減らしたり、小さくしたりしてしまうとせっかくのマイホームが暗く、開放感を感じにくくなってしまいます。

安心して暮らせる平屋を叶えるポイント

解決するためのポイント
  • 割ろうとしてもヒビがはいるだけで割れにくい「防犯ガラス」を採用する
  • 大きな掃き出し窓にはシャッターを設置する
  • センサー付照明防犯カメラを設置する
  • プライバシーを優先して高い塀を設けると、外から家の周りの様子が見えにくい分狙われやすくなることがあるため、フェンスや植栽などでほどよく目隠しできる工夫をする

平屋のデメリットとその対策③_広い敷地が必要

平屋のいちばんのデメリットと言われるのは、2階建てよりも広い敷地が必要になることです。土地代にかかる費用が増えると建物の予算が減り、建物のサイズや仕様で希望する家を建てられずに後悔につながる可能性があります。

解決するためのポイント

平屋と2階建てのイイトコドリをした「1.5階建て」も検討してみてはいかがでしょうか。平屋から1.5階建てに計画変更されるお客様も多く、平屋と合わせて人気です。

平屋のデメリットとその対策④_プライバシーが確保しづらい

隣に2階建ての住宅があると、お隣の2階から家の中が丸見えになってしまうことも。もちろん、意図的にのぞく気はなくても、どうしても気になってしまうものです。
また、家族間のプライバシーにも注意が必要です。平屋は2階建てに比べて音が伝わりやすいので、LDKの隣に寝室や子ども部屋があると音が気になることも。図面上で目に見える動線の良さばかり気にしていると、建ててから失敗したと後悔につながるケースもあります。

解決するためのポイント
  • 建築時に周辺の建物や窓の位置を意識してプランニングしたり、窓を型ガラスにしたりする工夫を
  • 家族同士のプライバシーを考慮し、部屋と部屋の間に廊下を設けるなどの工夫を

3.広い土地を確保しやすいエリアと平屋は相性がよい

平屋の建築棟数が最も多いのは九州・沖縄エリア。次いで北関東というように、広い土地が確保しやすいエリアが多いのが特徴です。これは、大都市に比べて土地代が比較的安いことが理由と考えられます。

土地価格の比較表

平屋に必要な広い土地が確保しやすい北関東は、平屋を建てる条件に恵まれていると言えます。
また、茨城県や栃木県は自家用車が欠かせない土地柄なので、駅から離れた郊外でも不自由がなく、買い物や病院、学校など、生活に必要なものが揃っていて暮らしやすいこともポイントです。
さらに、茨城県・栃木県は首都圏へのアクセスも良く、都心へ通勤・通学しながら自然に囲まれた豊かな土地で暮らすというライフスタイルにもぴったりです。土地取得費用を安く抑えることができる分、坪単価が高いと言われる平屋の建築費用に回すこともでき、大都市圏より物価も安いため豊かな暮らしを送りやすいエリアなのです。

4.棟匠の平屋の特長

茨城県・栃木県で家づくりを手がける棟匠は、平屋の施工実績も豊富です。棟匠の平屋は、大空間をより開放的に感じさせてくれる勾配天井や、一年中快適な室温で温度のストレスなく暮らせる心地よい温熱環境、小屋裏や地下を活用することで1階部分がまるっと居住スペースになる三層構造の収納力など、憧れの平屋の暮らしをもっと快適にする工夫がいっぱいです。

▼勾配天井の吹き抜けがあるリビング

リビング

▼多目的につかえる小屋裏/半地下収納

小屋裏収納
半地下収納
棟匠の平屋の特長
  • 無垢材や自然塗料を使った自然素材の家
  • 全館空調が標準仕様でヒートショックや熱中症のリスクを軽減
  • 高気密高断熱で省エネルギーな暮らしを実現
  • 小屋裏や半地下の大収納で、平屋のデメリットである収納力を確保

茨城・栃木エリアで平屋を建てるなら棟匠におまかせ!

平屋

平屋のメリット・デメリットをご紹介しましたが、いかがでしたか?
土地の大きさや家族構成、ライフスタイルなどによって条件や価値観は十人十色のため、平屋と2階建て、どちらが「良い」というのは一概には判断できません。十分な部屋数を確保したい、プライバシーや防犯性を優先したいという方には、2階建ての方が合っている場合もあります。
棟匠のお客様の中にも、当初は平屋を希望していたものの、2階建てや1.5階建ての間取りで建築された方もいらっしゃいます。どちらが良いかは実際にプランニングする中でじっくり検討することをおすすめします。
平屋と相性の良い茨城県・栃木県で家づくりをご検討の際はぜひ、棟匠の平屋モデルハウスをご見学ください。

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